黒髪に色を付けたい方で、「ヘアカラーは髪が傷むという話を聞くので、ちょっと怖い」、
「ヘアマニュキュアなら髪は傷まないし、気軽にできそうかな」と考えることはありませんか?
ここでは「ヘアマニキュアで黒髪は染まるか?」について説明します。
この記事の目次
ヘアマニキュアとヘアカラーの違い
ヘアマニキュアで黒髪は染まるかの前にヘアカラーとの違いについて、理解をしましょう。
ヘアカラーの仕組み
ヘアカラーは、キューテイクルを強制的に開いて、髪の毛のメラニン色素を分解して脱色。そして染料を髪の内部まで浸透させます。
一度、髪の色を脱色するので、元の髪の色が暗くても明るい色に染めることができます。また、しっかりと色が定着します。
一方、キューティクルを開いたり、脱色するということは髪へのダメージが大きいです。
薬剤の刺激も強いので、頭皮も傷むことがあります。
ヘアカラーは髪が傷むというのは本当の事です。
ヘアマニキュアの仕組み
ヘアマニュキュアは爪へ付けるマニキュアをイメージするといいかもしれません。
ヘアカラーが髪の内部まで染料を染み込ますことに対して、ヘアマニキュアは髪の表面をイオンの力で染料をコーティングします。
したがって、脱色するわけではないので、元の髪の色を明るくすることはできません。一方、髪や頭皮のダメージは無く、髪の表面をコーティングするため、髪に艶が出るという人もいます。

ヘアマニキュアでも黒髪を染めることはできる?
では、ここで結論です。
ヘアマニキュアとヘアカラーでの違いで記載した通りに、ヘアマニキュアでは黒髪は染まりにくいです。
ヘアマニキュアでは元の髪の色より、明るくすることはできないのです。しかし、少し色の微妙なニュアンスを変えるくらいならできます。
その場合の黒髪へのヘアマニキュアですが、市販品はほとんどありませんので、美容室などへ行くことになります。
まとめ
◆ヘアマニキュアでは黒髪は染まりにくい。
脱色しないために元の髪の色より明るくはならない。
◆黒髪にヘアマニキュアで色の微妙なニュアンスを変えることは可能。
その場合は市販品はないため、美容室で行う。
ヘアマニキュアはヘアカラーのように髪や頭皮のダメージがありませんので、試しに少しだけ色目を変えてみたいなという方にはお勧めです。
