白髪を染めれば染めるほど白髪が増える・・・。
早い人では20代から生えはじめ、40代からは多くの人が生えてくる白髪。
白髪を隠したいために白髪染めをしているのに、その行為が実は逆に白髪を増やしているとしたら、こんなに怖いことはありませんよね。
この記事の目次
本当に白髪を染めると白髪が増えるの?
白髪が生えてくると白髪染めをしている人は多いです。
中には自然体に任せてそのままにしている人もいますが、やはり見た目が気になるので50代くらいまでの人の多くは染めているのではないでしょうか。
しかし、白髪染めをしている世代でこのような声が聞こえてきます。
「白髪染めをすればするほど、白髪が増えている気がする……」
「内側しか目立たなかった白髪が、白髪染めを繰りかえすうちに急に表面でも出てきた」
人によるのかもしれませんが、このように感じている人は多いです。
それでその答えとしては、白髪の染め方によりますが「YES」です。
白髪染めに含まれる過酸化水素が原因
なぜ、白髪染めをすると白髪が増えるのかと言いますと、それは酸化染毛剤に含まれる過酸化水素が原因です。
酸化染毛剤とは、一般的に「白髪染め」とか「おしゃれ染め」と言われている製品です。

出典:ヘアカラー工業会
過酸化水素は毛髪に色を付けるメラノサイトとメラニンの産生をもたらす酵素(チロシナーゼ)の形成を壊してしまいます。
この髪を黒くするのに必要な機能や酵素が失われれると、白髪になってしまうのです。
酸化染毛剤に毛髪の色を抜く過酸化水素が含まれているかというと、髪を染めやすくするために、一度脱色をしているためです。
したがって、明るい色の白髪染めには過酸化水素が多く含まれています。

白髪染めで白髪を増やさないポイント
家での白髪染めは控える
安く手軽にできる家庭用白髪染めですが、素人が行うと過酸化水素が頭皮に残留しやすくなります。
よくお湯ですすげば大丈夫と考えるかもしれませんが、完全に過酸化水素を落とすことはできません。
また、根元側の白髪が気になり、どうしても薬液(過酸化水素)が頭皮に付着してしまいます。
白髪の量を増やしたくないなら、家での白髪染めは控えましょう。
美容室も安売りは避ける
では、美容室で白髪染めをすればいいと思いますが、そこもしっかりと選びましょう。
安売りの美容室の場合、プロ用カラー剤の品質、美容師さんの技術に不安があります。
一般的に安売りを掲げている美容室の場合、材料のコストを下げるために使用する薬剤の品質が低いケースもあります。
へアカラートリートメントなどを使う
最初に白髪染めが白髪を増やす原因は、酸化染毛剤に含まれる過酸化水素と説明しました。
白髪染めで白髪を増やしたくない場合は、酸化染毛剤以外の製品を使用すれば良いのです。
中でもヘアカラートリートメントはお勧めです。
すぐに髪が染まらないというデメリットはありますが、トリートメントと言っているだけあって、髪に優しい成分が含まれていますし、自然な感じの染め上がりになります。
また、すぐに髪が染まらないといわれますが、最近が商品開発が進み、早く、良く染まるヘアカラートリートメントがあります。
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