白髪染めを家でしていると、しっかり染めるつもりで生え際などを頑張って染めていると、うっかりと地肌まで染まってしまって焦ったことはありませんか?
意外としっかりと色が着いてしまうんですよね。染まった地肌が目立たないところでしたら、2、3日経つと肌の新陳代謝で自然に落ちますので待ちましょう。
白髪染めが地肌について場合は、自然にお風呂で洗ったりして落とすのが基本です。
また、白髪染めを落とす専用のリムーバーがありますので、常備していればそれを使いましょう。
しかし、白髪染め専用リムーバーなんて常備していませんよね。誰もが地肌を染める予定などしていませんから。
そんな時に限って、白髪染めが地肌についてしまいます。ここでは白髪染めが地肌についてしまった場合の落とし方を説明します。
気が付いたらすぐに落とす
白髪染めが地肌に着いてしまったと思ったら、とにかくすぐに落としましょう。テイッシュで拭いたり、石鹸で軽くこすったり、コールドクリームやハンドクリームで拭いたりして、皮膚から染料を落としましょう。
白髪染めは時間が経つと発色しますので、少しくらいだから後でまとめて落とそうなどと考えずに、着いたと思ったらすぐに落としましょう。
この時点で地肌から染料を落としておくと、色が着いてもそれほど目立たなくてすみます。
また、少し目立っても後からの落とし方が楽になります。

マッサージをするようにして落とす
後から地肌に白髪染めが着いたのが気が付いた場合は、化粧落としや固形石鹸(無ければ洗顔料、ボディシャンプーでも代用できます)で落とします。
まず、前処理として化粧落としなどを白髪染めが着いた部分につけて、3~5分ほど軽くマッサージをして十分に馴染ませた後、テイッシュで拭き取ります。
次に固形石鹸(無ければ洗顔料、ボディシャンプーで代用)を良く泡立てて、優しく洗います。ここまでで、かなり落ちると思います。
これでも落ちにくい場合は、やわらかい綿のタオルに石けんをつけてよく泡立て、白髪染めが着いた部分を中心に、円を描く要領でやさしく洗います。
注意点としては、絶対にゴシゴシと強くこすってはいけません。こすっても色は落ちません。落ちないばかりか、肌を傷めてしまうため、よけいひどい状況いなります。

灰を使う
民間療法的な方法です。白髪染めや肌質によるのか、「良く落ちる!!」という人と「やっぱり落ちない」という人がいます。
その方法とはタバコの灰(無ければ新聞紙を燃やした灰で代用)を使って落とす方法です。
脱脂綿に水分を含ませ、タバコの灰をつけ、白髪染めが着いた部分に軽くあてます。この時もゴシゴシこすらないでください。
そうすると、白髪染めの色が落ちるときがあります。この時の灰は完全燃焼して灰色になったものだけ使いのがコツです。黒いのが残った灰は効果が無いそうです。
なぜ、タバコの灰が有効かはハッキリとは分かってはいませんが、「白髪染めの酸性を灰のアルカリ性で中和するため」という説が有力です。

地肌に着かないように予防が大事
ここまで、白髪染めが地肌に着いた場合の落とし方を説明しましたが、大事なのは予防です。まずは、地肌に白髪染めが着かないように工夫をしましょう。
地肌に着いてしまった白髪染めを落とすには肌へ負担が掛かります。
生え際などにはコールドクリームを事前に塗る
目立つ部分、例えば髪の生え際やうなじ、耳、こめかみなどには、あらかじめコールドクリームを塗ります。塗るのはワセリンやクレンジングクリームなどの油性のクリームでも大丈夫です。
爪の間などに着いた白髪染めが落ちにくい
爪の間についた白髪染めは落ちにくいので、必ず手袋をしましょう。市販の白髪染めには付属品として付いていることが多いです。
まとめ
◆白髪染めが地肌に着いたらとにかくすぐに落とす。
◆後から落とす場合は、化粧落としや固形石鹸でマッサージをするようにして落とす。
◆タバコの灰を使って落ちる場合もある。
◆地肌に着かないように予防が大事。
