「白ごま油うがい」というのを聞いたことはありますか?
その名の通りに白ごま油でうがいをするのですが、白髪を改善する効果があるというのです。
但し、単純に白ごま油でうがいするだけではダメで、白ごま油の作り方、うがいの方法にコツがあります。
ここでは、白ごま油の効果とともに、白ごま油の作り方、うがいの方法について説明します。
この記事の目次
白ごま油うがいとは
最初に「白ごま油うがいとは何か」について説明します。
インド伝統医学のアーユルヴェーターの考え
白ごま油うがいとは世界最古の医学と言われているインド伝統医学のアーユルヴェーターから由来します。
アーユルヴェーターではすべての人間は3種のエネルギーで作られていて、それぞれの個性・体質は3種のエネルギーの割合で決まると考えています。
その3種のエネルギーとは「ヴァータ」、「ピッタ」、「カパ」です。
「ヴァータ」は風、「ピッタ」は火、「カパ」は水のような性質を表しています。

それぞれの割合は先ほども説明したように、一人ひとり異なりますが、同じ人でも年齢によって変わっていきます。
一般的には25歳まではカパが優勢です。カパは水の性質を持っているため、肌ツヤがみずみずしく、生命力がみなぎっています。
25歳~50歳まではピッタが優勢になります。火の性質で情熱、活力、が高まる時期です。
さて、白髪が目立ち始める50歳以降ですが、ヴァータが優勢になります。ヴァータは風の性質です。
体内でのエネルギーの運搬や排泄、吸収などの機能をコントロールする一方、風の性質により身体や、髪の水分が減ったり、骨や血管がもろくなるような老化現象が目立ってきます。
毛髪のトラブルである白髪、脱毛、薄毛などは、アーユルヴェーターではヴァータが優勢になるためと考えています。若くして毛髪のトラブルになる人もヴァータの乱れが原因です。
アーユルヴェーターでは毛髪のトラブルはヴァータの乱れを整えることで解決します。
そこで、登場するのが、白ごま油うがいです。うがいはアーユルヴェーターではヨガやオイルマッサージと同様に考えられ、健康法の一つです。白ごま油でうがいをすることはヴァータを整えます。
白ごま油うがいの効果
白ごま油うがいでは、白髪をはじめとする毛髪のトラブルに効果がありますが、その他にも以下の効果が期待できます。
新陳代謝の向上
新陳代謝がアップし、疲れにくい健康的な体づくりをサポートします。
ストレス解消
継続的に実践することで精神が安定し、ストレスを感じにくい体質へ改善してくれると言われています。
視力・聴力の回復
白ごま油うがいは身体の浄化作用があることから、五感が鋭敏になり視力や聴力の回復効果が期待できます。
口内炎・歯肉炎の予防・改善
口の中を清潔にしますので口内炎や歯肉炎の予防・改善にもつながります。
その他、老化に関する全般的な症状の改善にも役立ちます。
白ごま油の作り方
では白ごま油の作り方を説明しましょう。初めに用意するものは以下の通りです。
<用意するもの>
・白ごま油(「太白ごま油」など)
スーパーなどでも売っています。
・鍋
・調理用温度計
・漏斗
・瓶などの密閉できる清潔な容器
作り方は以下の通りです。
<作り方>
1.白ごま油を鍋に入れて火にかける。
2.調理温度計で90度まで上がったら火から下す。(余熱で100度くらいまで上がります。)
3.そのまま自然に常温まで冷めるのを待って、瓶などの密閉できる清潔な容器に保存する。
※火と高温油に注意しましょう。冷暗所で保存すると、3か月くらい持ちます。
白ごま油はそのままでも効果はありますが、一度、高温にして冷ますことで一層パワーを上げます。
白ごま油うがいの方法
早朝か火の性質であるピッタが収まる16時から18時の時間帯にうがいをするのがお勧めです。
1.大さじ一杯(15mlくらい)に白ごま油を口に含む
2.顔を上に上げて30秒くらいガラガラとうがいをする。
3.顔を正面に戻し、また30秒くらいクチュクチュとうがいをする。
4.テイッシュなどに吐き出しては包んで捨てる。
これだけです。簡単ですよね。これで白髪や老化に関する症状に効果が出るということですので、一度お試しください。
また、白ごま油うがいでの効果はすぐにはでませんので、効果がでるまではヘアカラートリートメントでケアしましょう。
ヘカラートリートメントは髪を傷めずに、白髪を染めてくれます。
したがって、そのままヘアカラートリートメントで白髪ケアを継続しても問題なしです。
髪の毛が染まるまで若干の時間がかかるため、なるべく早目のご使用をおすすめします。
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