普段、気にしていなかった行動が実は白髪を増やしたり、髪にダメージを与えていることがあります。
その中には実は髪に良いと思っていた行動であったりします。怖いですよね、髪に良かれと思ってしていたことが、実際は逆に髪を傷め、白髪を増やしている・・・。
ここでは普段やりがちな白髪NG行動を説明します。白髪が気になる方はちょっと気を付けて頂ければと思います。
朝シャン
朝シャン、気持ちがいいですよね。特に夏は寝ている間に汗をかきますので、朝シャンをするとサッパリしますね。
しかし、朝は時間が無いのでついつい急いでしまいます。そうすると十分なすすぎができなくなり、シャンプー液が頭皮に残ってしまうため、刺激を与えたり、乾燥の原因になります。
頭皮の環境が悪くなりますと、白髪の原因になります。

また、きちんと髪を乾かせないケースも多く、髪が濡れたままですと、キューティクルが開いた状態ですので、白髪染めをしている方はカラー剤が漏れてしまい、色落ちが早くなります。
濡れた髪というのはキューティクルなど髪が弱く、傷みやすい状態です。
朝シャンの時は「しっかりすすぐ」、「しっかり乾かす」、「保湿を十分」にしましょう。
頭皮をブラシなどで強く叩く
覚えている人はある一定年齢の方かもしれませんが、昔の育毛のコマーシャルで「家でも叩かれ、会社でも叩かれ」と髪のマッサージで頭を叩くものがありました。
髪の為に頭皮に適度なマッサージとして、硬いブラシで頭をたたく人がいますが、これでは刺激が強すぎて、頭皮や髪が傷んでしまうだけです。
頭皮は指の腹でやさしくマッサージをしたり、ブラッシングは「パドルブラシ」などでやさしくゆっくりと頭皮を刺激しましょう。
白髪を抜く
白髪を見つけると、数本であればパッと抜いてしまうことがあるかもしれません。
よく白髪を抜くのは良くないと言いますが、それは本当です。
なぜならば、毛根が激しく傷むからです。白髪を無理に抜くと毛根の形が変形してしまいます。また、毛穴周辺の皮膚や毛細血管に傷がついて、頭皮の炎症を起こす可能性もあります。
繰り返して白髪を抜くと毛母細胞が繰り返しダメージを受け、最悪の場合は髪の毛が生えてこなくなってしまうこともあります。
白髪を見つけたら、リタッチなどの白髪隠しで染めるか、根本から切るようにしましょう。
